音ゲー初心者な自分が感じたゲーセンでの音ゲーの敷居についてまとめ

最近、"jubeat"なる音ゲーを始めました。
今回はそれに関連して、「ゲーセンで音ゲーを始めること」についての敷居について感じたことを書いていこうかと思います。


まずは自分の音ゲー・ゲーセン歴について。
私は音ゲーは今まで家庭用のDDR(一番最初のやつから3rdまで。専コンは持ってなかったのでPSのコントローラーでやってた。)しかプレイした事がありませんでした。
ゲーセンについては、私は格ゲーが好きなのでそれをやりにゲーセンには行きます(丁度GGXX青リロの終盤あたりから)。あとはQMAも昔ハマってたのでその時はゲーセンによく通ってましたが、ゲーセンで音ゲーをするということはなかったです。
まとめると、私は「ゲーセンに行くこと自体には抵抗がないが、音ゲーは未経験者」という事になります。



さて、まず音ゲー初心者が「音ゲーをはじめよう」と思うにあたってハードルの高さを感じることの1つとして、「筐体が目立つ」という事があります。
自分が始めたjubeatはまだそうでもないですが、基本的に音ゲーの筐体は大きいです。目立ちます。
しかもその大きさ故、プレイ人口の割に筐体数が少ない場合が多く、プレイするためには並ぶ必要があります。そのため、自分がプレイする時に後ろで並んでいる人達に覗かれる事が多いのです。
これは初心者にとって非常に高いハードルになります。「下手なプレイを見られて恥ずかしい」とか、上級者に「混んでるんだから初心者は引っ込んでろよ」と思われたりしないか、等いろいろ考えてしまいます。上級者からしたら、「そんな考えは持ってないし初心者ウェルカム」と思っている人が殆ど
だと思いますが、初心者側からしたらやはりネガティブな方向に考えがちになります。
あと、上級者達が身内で回しプレイをしている所を割とよく見かけるのですが、筐体数が少なめな音ゲーでこれをやられると非常に初心者は入りづらくなります。現に私もこれのために何度かプレイを諦めたことがあります。



ここからはもう少し音ゲー特有の現象について書いていこうと思います。
ゲーセンにはいろんなゲームが置いてあり、それらがそれぞれ音を発しています。音ゲーは特にゲームの特性上大きな音を発しています。そして、大抵のゲーセンでは、同じジャンルのゲームは近くに纏められて置かれています。
つまり、音ゲーの周りには音ゲーが置いてあり、そのため音ゲーコーナーは非常にうるさいです。
「音のリズムに合わせてボタンを押す」音ゲーにとってこのうるささは致命的だと思います。店舗によっては仕切りで防音していたり、筐体にイヤホンジャックがついていたりする場合もあるみたいですが、どこでもそれがあるとは限らないのが難点です。
そういううるさい環境に慣れていない初心者だと特にミスしやすいでしょう。隣で私がプレイしている曲と同じ曲を少し違うタイミングでプレイされたりすると混乱することがよくあります。


あとは収録されている曲についてです。
私が"jubeat"を始めようと思った決定的な理由は、「知っている曲が多い」という事です。特にfripSideの"Only my railgun"は私の特に好きな曲なので、これが収録されているjubeatに大きな興味を持ちました。
音ゲーにはその音ゲーオリジナルの曲というものがあり、それらの曲は一度聴いてみると結構いい曲が多いのですが、逆に言うと、一度も聴いたことのない曲には中々興味を持ちづらいという事があります。個人的にjubeatの好きな点として、一般に知られている有名な曲と、そうしたオリジナルの曲の割合がちょうどいいという点があります。その辺りのバランスも初心者を取り込むのに重要なのではないでしょうか。楽器を模してなく、「擬似的に楽器を体験できる」という売りがないjubeatみたいな音ゲーは特にそうなんだと思います。



最後に、コンシューマ化についてです。
上記で挙げた欠点である「見られる恥ずかしさ」や「周囲の音のうるささ」はコンシューマ化して家でプレイできるようにすれば解決できます。
しかし音ゲーをコンシューマ化するためには専用コントローラーが必須になってしまい、その辺りも敷居を上げている原因になっていると思います。家庭用からゲーセンに流れるということが起こりづらいので。
私も出来れば家庭用で練習して、ある程度上達したらゲーセンでもやってみる、という流れでやってみたいと思うのですが、jubeatはゲーセンの感覚でプレイできる環境が今の所存在していないのが残念に思います(iPadや携帯アプリで出てるみたいですがおそらくゲーセンでやる感覚とは程遠いでしょう)。



以上、ゲーセンで音ゲーを始めて3週間ほどの私が感じた、「ゲーセンで音ゲーをプレイすることの敷居」です。
個人的には、既プレイ者が初心者を増やすためにできることは、「マナーを守って正しくプレイする」ということが一番大事だと思います(当たり前のことですが…)。
しかしjubeatは初心者を非常に意識した作りになっているな、とこれを書いていて改めて感じました。早くもっと上手くなりたいなぁ。